代々木上原駅近くのギャラリー「SPACE8」(渋谷区西原3、TEL 03-5790-9144)で9月3日、画家・高橋真琴さんの原画展「カワイイの原点 高橋真琴展」が始まった。
瞳の中に星を描いた少女絵で知られる高橋さんは1934(昭和9)年大阪生まれ。1957(昭和32)年に雑誌「少女」でデビューし、「あらしをこえて」などの漫画を連載。その後、少女漫画雑誌「なかよし」「マーガレット」などの表紙や口絵イラストを手掛けたほか、さまざまな商品にもイラストを提供。1987(昭和62)年には「真琴画廊」(千葉県佐倉市)を開廊。1992年以降定期的に個展を開いている。
「日本の『カワイイ』の原点」をテーマにする同展。1971(昭和46)年の「デラックス・マーガレット 夏の号」表紙や、高橋さんの絵本「おひめさまえほん」シリーズ「おやゆびひめ」からの原画(1982年)、「マイセンの薔薇(ばら)」(2009年)など絵本の原画や雑誌の表紙絵、グッズ絵など1970年代から近年の作品までの原画約45点を展示する。
場内では、復刻版ぬりえ・着せ替え・動物シールの同ギャラリー限定オリジナルセット(2,600円)のほか、同ギャラリーオリジナルのポストカードセット(3枚450円)、クリアファイル(410円)などのグッズを販売する。
7日(14時~)には、同ギャラリー限定オリジナルセット購入客を対象にした高橋さんのサイン会も開く。当日、同商品購入者先着50人に整理券を配布。
開催時間は11時~19時(最終日は16時まで)。入場無料。今月15日まで。