恵比寿エリアで9月4日、クジラ肉を使ったメニューを提供するフードイベント「恵比寿鯨祭(げいさい)」が始まった。主催は恵比寿エリアの地域住民や働く人たちがと発足した実行委員会。
「住民が一体となって楽しめる祭りを作りたい」という思いから昨年初開催した同イベント。クジラは、同エリアの地名「恵比寿」と同名の七福神の一柱・漁業の神「恵比寿様」と同一視され、各地で「えびす」と呼ばれていた。その背景から、クジラを使ったメニューを提供する同祭を計画した。
2回目となる今年は14店舗が参加し、調査捕鯨されたクジラを使う。メニューは、ビストロ「Ebitei」(渋谷区恵比寿1)=クジラ肉・ジャガイモ・白金豚をトマトソースや赤ワインなどで煮込んだ具の「クジラのパイ包み焼き」(2,800円)、焼き肉・タパス「トリウオ」(恵比寿4)=ミンチ状にしたクジラを組みやサイト赤ワインで煮込んだ「クジラのラグーとトウガンのラザニア~くらまさんしょうのアクセント~」(1,026円)、和食ビストロ「COM FOR TABLE」(同)=下処理したクジラ肉の赤身「クジラのおつくり」(1,510円)、長崎ちゃんぽん・皿うどん「どんく」(恵比寿西1)=ラム酒にミントとクジラを漬けた「クジラモヒート」(580円)など。
営業時間は店舗により異なる。今月10日まで。