渋谷駅街区土地区画整理事業の一環として渋谷駅東口地下で進められている雨水貯留施設と渋谷川移設の工事現場の公開に合わせ、渋谷駅東口の将来整備イメージ図が新たに公開された。
将来イメージ図は、雨水貯留施設と渋谷川移設などの完成を経た後のイメージで、地上から最も浅い部分に移設された渋谷川があり、その下に新設される東口地下広場、雨水貯留槽があることを示すもの。東横線・副都心線・田園都市線の宮益坂中央改札を出た後、移設された渋谷川の下を通り、新設される東口地下広場を経て地上などにアクセスすることになる。東京メトロ銀座線の渋谷駅が明治通り上に移設された後の様子も描かれている。
渋谷ヒカリエ9階から見た将来整備イメージ図には、将来的に山手線ホームと埼京線ホームが並んだ新たな駅ビルの屋上の様子も描かれている。
渋谷駅街区土地区画整理事業の終了は2026年度を予定しているが、東口の整備完了は2020年を予定。同年、東急東横線旧渋谷駅跡を中心としたエリアに地上46階、地下7階(高さ230メートル)の超高層ビルの完成も予定する。