表参道のカフェで「宇宙博」-月や星に関するワークショップ、演劇など

アポロ11号を載せたサターンV型を模したオブジェを設置した店頭

アポロ11号を載せたサターンV型を模したオブジェを設置した店頭

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 表参道の宇宙をテーマにしたレンタルスペース&カフェ「宇宙かふぇ」(渋谷区神宮前4、TEL 03-6432-9790)で7月16日、「表参道宇宙博2014」が始まった。

アポロ計画に関する資料を展示する店内

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 同店を手掛ける田口智之さん・千恵さん夫婦がかねて親交があった、宇宙関連専門の演劇ユニット「宇宙食堂」と共同で実施する同企画。アポロ計画や月に関するイベントを開く「アポロ★ナイト」(今月16日~20日)と、星に関するイベントを展開する「スターウィーク」(8月1日~7日)の2部構成。

 今年はアポロ11号打ち上げから45年の節目に当たる年。店頭には、アポロ11号を載せたサターンV型ロケットを模したオブジェ(高さ3.7メートル)を設置。アポロ11号が打ち上げられた今月16日から、月面着陸を果たした今月20日までを期間とする「アポロ★ナイト」では、店内にアポロ計画(1号~17号)を紹介する資料を展示するほか、月と地球の距離を体験できるようなディスプレーも展開。

 19日・20日には、宇宙食堂の朗読劇や、JAXAのボランティア・宇宙教育リーダー「ぜろ先生」を講師に招き、宇宙環境や宇宙食などについて学んだりする「宇宙飛行士プチ体験ワークショップ」を行う。月面探査を目指す日本の民間宇宙開発チーム「ハクト」ともコラボし、店頭では同チームが開発した「月面ローバ」の操縦体験を行うほか、同チームがイベントを開いている六本木と同店を中継してのトークショーなども予定。

 期間中、「ガガーリンフロート」(750円)や赤い月と星空をイメージした「レッドオムーンライス」(980円)、「アポロチョコ」(250円)などの限定メニューを提供する。

 旧暦の7月7日に当たる日を指す「伝統的七夕」(今年は8月2日)を含む日程で開く「スターウィーク」期間中は連日、星空観望会や短冊作りなどを実施。星や星座に関するフードやドリンクの提供、グッズ販売もする。土曜・日曜には、星座早見盤作りや星砂で星座を作るワークショップ、「宇宙食堂」による演劇などを実施。2日・3日には「惑星すくい」などができるコーナーも設ける予定。

 同6日には、星の楽しみ方を提案するカフェバー「星カフェSPICA」(大阪市中央区)と中継で結ぶ、宇宙かふぇ=航空系、星カフェSPICA=天文学系と両店の特長・強みを生かしたクイズを出し合う「東西宇宙クイズバトル」を開く。

 智之さんは「宇宙を身近に感じてもらいつつ、楽しみながら学んで遊び倒してほしい。ゆるくやっているので、気軽に足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 イベントは予約制。開催日や定員などはホームページで確認できる。同店の営業時間は11時~22時。火曜定休。

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