JR東日本が7月1日に発表した、昨年度の同社エリア内の駅別一日平均乗車人員数ランキングで渋谷駅が5位だったことが明らかになった。
山手線や埼京線、湘南新宿ラインが乗り入れる同駅。昨年度の一日平均乗車人員数は37万8539人(定期=20万3020人、定期外=17万5518人)で、2012年度の41万2009人(定期=21万7602人、定期外=19万4407人)から3万3470人減少。1994年度以降19年連続で3位をキープしていたが、5位に転落した。
同社広報担当者は、昨年3月の東急東横線や東京メトロなど私鉄5線の相互直通運転開始で「私鉄からJR線への乗り換える方が減少したのでは」と推測する。
トップ2は1位新宿、2位池袋で例年と変わらず。渋谷駅に変わって3位に上昇したのは、2012年度に4位だった東京。2012年度の40万2277人から41万5908人に増加。2012年10月に東京駅丸の内駅舎の保存・復原工事が完了したことから「観光客が増えたのでは」と同担当者。次いで、前年度5位だった横浜が4位(40万655人から40万6594人に増加)にランクインした。