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原宿・表参道で「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」-200作品無料上映

カンヌ国際映画祭学生部門で日本人初となる2位を受賞した「Oh Lucy!」(平柳敦子監督)より

カンヌ国際映画祭学生部門で日本人初となる2位を受賞した「Oh Lucy!」(平柳敦子監督)より

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  原宿・表参道で6月1日、日本発アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(以下SSFF & ASIA)2013」が始まる。

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 俳優の別所哲也さんが創設者となり1999年に原宿で始まった「ショートショート フィルムフェスティバル」。2004年には米国アカデミー賞から公式認定を受け、アジア作品を集めた「ショートショート フィルムフェスティバル アジア」を兄弟映画祭として初開催。以降、SSFF & ASIAとして両祭を同時開催している。

 今年は110以上の国と地域から集まった約4000本の作品の中から選んだ約200作品を上映。グランプリ作品が、次年度の米アカデミー賞短円部門のノミネート選考対象作品となる「オフィシャルコンペティション」をはじめ、「ミュージックShort部門」「CGアニメーション部門」など5部門を用意。今年日本とスイスが国交樹立150周年であることを記念した「スイス特集」、6月にサッカーワールドカップが開催されることから「フットボール」プログラム、今年の受賞作品を含むショートフィルムを紹介する「アカデミー賞」プログラムなども展開する。

 有村架純さん主演、ロックバンドandropが主題歌を歌う鳥取市気高町を舞台にした「平穏な日々、奇蹟の陽」(榊原有佑監督、オフィシャルコンペティション ジャパン部門ノミネート作)を同祭で初上映するほか、フィヨルドに両親と暮らす2人兄弟の心のつながりを描いた「クジラの谷」(グドムンドル・アルナー・グドムンドソン監督、カンヌ国際映画祭プログラム)、神経質な引きこもりのミスター・ウブロとペットロボットの子犬との共同生活を描いた「ミスター・ウブロ」(ローレント・ウィッツ監督・アレクサンダー・エスピゲアーズ監督、CGアニメーション部門)、熊本県がキャンペーンPRのために制作した「くまモンのほっぺがなくなった!? THE MOVIE」(第3回観光映像大賞×旅もじゃイベント)などをラインアップ。

 カンヌ国際映画祭学生部門で日本人初となる2位を受賞し話題を集めた、平柳敦子監督作・桃井かおりさん主演「Oh Lucy!」も特別上映する。

 昨年は、初年度開催日にちなみ制定した「ショートフィルムの日」である6月4日に全プログラムを無料上映したところ、原宿会場では前日比で約4倍となる動員数を記録。今年は「エンターテインメントをもっと身近に楽しもう」をキーワードに、鑑賞料を無料にした(一部特別プログラムを除く)。当日席も用意しているが、Peatixで事前予約も受け付けている。

 広域渋谷圏の会場は「表参道ヒルズスペース オー」(渋谷区神宮前4、6月1日まで)と「ラフォーレミュージアム原宿」(神宮前1、同3日~8日)。

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