代官山・ヒルサイドテラス(渋谷区猿楽町)で5月30日~6月1日、フレンチの祭典「『アペリティフ365』in東京」が開催される。主催はフランス農業・農産加工業・林業省、SOPEXA JAPON(フランス食品振興会)。
「食前酒」を意味する「アペリティフ」は、食事の前にワインや飲み物とアミューズ・ブーシュ(一口サイズのつまみ)を味わうフランスの食文化。その習慣を広めるため、2004年にフランス農業・農産加工業・林業省が6月の第一木曜を「アペリティフの日」と提唱した。
同年から開催している同イベント。東京では、昨年までは六本木ヒルズ(港区)で開催していたが、今年は代官山に場所を移し「一年=365日アペリティフの習慣化」を目指し「アペリティフ365」と銘打った。料理やワインなどのドリンク、コンサートなどを通じフランスのライフスタイル「Art de vivre(アール・ド・ビーブル)」を提案する。
会場にはブースが出展し、フランス産食材を生かしたアミューズを提供。料理を提供するのは、日本料理人・小山裕久さん(徳島「青柳」主人)、ブーランジェ藤森二郎さん(「エスプリ・ド・ビゴ」オーナー)、ドミニク・コルビさん(「ル・コルドンブルー・ジャポン」エグゼクティブシェフ)、福田順彦さん(「セルリアンタワー東急ホテル」総料理長)ら7人のシェフほか。ドリンクブースにはワインやシャンパン、コニャックなどが並ぶ。いずれもキャッシュンスタイル。
31日(17時~19時)には「ヒルサイドプラザ」でケルトブルースバンド「ハモニカクリームズ」のライブを聴きながらワインを飲むことができるイベントを開く。参加費は2,000円。定員150人。事前申込制。
開催時間は、5月30日=11時~20時、31日・6月1日=11時~19時。入場無料。