渋谷ヒカリエ（渋谷区渋谷2）9階の「ヒカリエホール」で5月31日、プレゼンテーションイベント「TEDxTokyo（テデックス東京）2014」が開催される。

　TED（テッド、Technology Entertainment Design）は1984年、「テクノロジー、エンターテインメント、デザインの3つの領域が一体となって未来を形作る」という考えを基にカリフォルニア州モントレーでスタート。「広めるべきアイデアを共有する」ことを目的に、各界の第一人者をスピーカーとして招待し、年1回アメリカで開催されている。テデックスはテッドを母体に世界各国で開催されており、テデックス東京は2009年に世界で2番目の開催地として初開催。2012年から渋谷ヒカリエに会場を移している。

　6回目を迎える今年のテーマは、「新たなつながりのあり方を見いだしてほしい」という思いを込めた「Connecting the Unconnected－結－（YUI）」で、初めての日本語のテーマとなる。当日は、音楽家で英BCCの司会者でもあるLJリッチさん、映像・音楽作家などで活動するケンジ・ウィリアムスさん、フォトグラファーのレスリー・キーさん、義足エンジニア遠藤謙さん、経営学者の石倉洋子さん、東京大学大学院教授で科学技術社会論研究者の佐倉統さんなど、25人を超えるスピーカーやパフォーマーが登場。さらに今月5日、渋谷駅前交差点（通称スクランブル交差点）で大型ビジョン「Q'S EYE」を使い実施したフラッシュモブの様子も紹介予定。

　招待制のため入場はできないが、当日は8階の「コート」でパブリックビューイングを行う。参加は事前申込制（応募多数の場合は抽選）で、今月20日（23時まで）まで希望者を募っている。当日の模様は日英2カ国語でライブストリーミング中継も行う。当日のみ同イベント公式サイトからアクセスできる。

　今年は初めての試みとして、公式スマートフォンアプリ（無料）を配布。同イベントの情報を提供するほか、当日はライブストリーミングも配信する。

　開催時間は10時～18時。