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渋谷・公園通りにハワイ発「コアパンケーキハウス」、今夏日本上陸へ

国内1号店となる渋谷店のファサードイメージ

国内1号店となる渋谷店のファサードイメージ

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 渋谷・公園通りに今夏、ハワイ発パンケーキショップ「KOA Pancake House(コアパンケーキハウス)」の国内1号店「KOA Pancake House渋谷店」(渋谷区神南1)がオープンする。

木目も基調にビーチサイドをイメージした店内に仕上げる

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 「エッグスンシングス」の創業者ジェリー・フクナガさんがオープンした店がルーツで、経営者が変わりながら営業を続け、1980年代半ばから現在の米JMC KOA社が手掛けるようになった。現在ハワイ・オアフ島に7店舗を展開し、地元紙の「ベスト・パンケーキ賞」「ベスト・ブレックファスト賞」などを受賞。「ロコが通う店」として知られる。

 国内展開は地鶏居酒屋「はな火」などの飲食店を経営するデイネット(横浜市中区)が手掛ける。同社の武本興昌社長は、2010年のエッグスンシングス日本上陸時から「すぐにでもパンケーキショップが大きなビジネスになる」と考えていたという。パンケーキショップを選定する中で、「コアパンケーキハウスが最もロコに愛されているブランド」と判断し、昨年9月ごろから国内展開に向け交渉を始め、同年12月に独占地域多店舗事業契約を締結。同社は同契約により事業領域の拡大を図るとともに、今後展開を加速する予定の他アジア地域での事業拡大も見込んでいる。

 交渉開始時期から1号店の物件探しを始め、「世界屈指のターミナル駅」であることや、「『大人の街』に変貌しつつあり、新たなビジネスチャンスが到来する」と見越して渋谷に決めた。併せて海外で大規模展開しているパンケーキショップが出店していないことも決め手となったという。店舗面積は33坪で、席数は50席ほど。本国の店舗よりも「ハワイらしさ」を出した店舗デザインで、木目を基調にビーチサイドをイメージした店内に仕上げる。壁面には、ハワイから調達するビンテージの絵画やポスターなどをディスプレーする。

 メニューの基本コンセプトは本国と同じだが、味は日本人向けに調整する。パンケーキはスイーツと食事向けをそれぞれ用意。そのほか、エッグベネディクト、フライドライスロコモコ、骨付きカルビ焼きなどの食事、コナビールなどもラインアップする。価格は1,000円~1,800円を予定。

 営業時間は10時~21時。1号店出店後は多店舗展開を計画し、将来的にはフランチャイズ加盟店を全国で募集する予定。

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