恵比寿ガーデンプレイス(渋谷区恵比寿4)で現在、景観アーティスト石原和幸さんがプロデュースするガーデニングイベント「20th Anniversary ドリームガーデン」が開催されている。
同施設開業20周年を記念した企画で、景観アーティスト石原和幸さんがモニュメントの制作や空間演出を手掛けた。エントランスパビリオンには数字の20をあしらったモニュメント「グリーンタワー」(高さ約4メートル×幅約4メートル)を設置。ツワブキやヤブランといった里山の植物や春の花で作り上げた。
センター広場には、石原さんをはじめ、米ジョン・カレンさん、シンガポールのジョン・タンさん&レイモンド・トーさんで構成する「チーム・アース」が、20年後の同施設をテーマに「20th Anniversaryドリームガーデン」(間口126メートル×奥行き108メートル、面積136平方メートル)を制作。ノムラモミジやイロハモミジ、ソヨゴ、シマトネリコ、常緑ヤマボウシ、アオキ、ナンテンなど日本の山や森に自生している草花を使い、池にはニホンメダカやタナゴなど日本固有の魚を放った。
時計広場には絵本「ピーターラビット」の世界をイメージした庭とカフェを開設。湖水地方の田園風景庭には小屋やピーターラビットのパネルなども設置した。カフェではホットドック(500円)やフライドポテト、パンケーキ、コーヒー(以上400円)、ビール(600円)、オレンジジュース(300円)などを提供する。営業時間は11時~20時。
6月1日まで(カフェの営業=5月6日までの毎日と6日以降の毎週土曜・日曜)。