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渋谷・松濤に焼き鳥店「ひまわり」-鹿児島「さつま雅」主力に

木目を基調に「温かい雰囲気」に仕上げた店内

木目を基調に「温かい雰囲気」に仕上げた店内

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 東急本店近くに3月、焼き鳥店「鹿児島雅串焼 ひまわり 渋谷本店」(渋谷区松濤1、TEL 03-6416-9089)がオープンした。経営は飲食店経営を手掛けるJ.from D.(世田谷区)。

つくねなど「さつま雅」を使った焼き鳥

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 同社社長・樺山重勝さんの出身地・鹿児島で飼育されている鶏「さつま雅」を主力にする同店。同社ではかねて九州・沖縄料理店を展開しているが、食材の仕入れなどを通じ地域の人たちとの「結び付きが強くなった」ことなどからから同店を立ち上げた。

 樺山さんは、渋谷で毎年開催されている鹿児島発の「おはら祭」が開催されていることから「渋谷には鹿児島出身が多い」と話し、「ゆっくりしてほしい」と渋谷の中でも松濤に出店した。店舗面積は22坪で、席数は38席を用意。木目を基調に、掘りごたつ席などで「田舎のような温かみのある雰囲気」に仕上げた。

 さつま雅の焼き鳥は、つくねや「チャンピオンレバー」(302円)、モモ(216円)、砂肝(162円)など。そのほか、同じ同県産「赤鷄さつま」の空揚げで福山市桷井田の黒酢あんで食べる「赤鷄からあげ」(M626円、L950円)、出荷全国1位という空豆の炙(あぶ)り(626円)、赤鷄さつまの卵「赤玉」をのせた「やきとり屋のそぼろ飯」(518円)など、同県の産品を中心に提供する。客単価3,500円~4,000円。

 樺山さんは「故郷に恩返しではないが、ずっとやりたかった(業態)」とし、「食材をはじめ、使うしょうゆなど一つ一つに思い入れがある」と話す。「食材そのもののを味わってほしい。鹿児島の出身の方にも懐かしんでいただけるアットホームな店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時30分(金曜・土曜は翌3時まで)。日曜定休。

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