東急百貨店のオリジナルキャラクター「東横ハチ公」が4月3日、デビューする。

アンデルセンが発売する「東横ハチ公クッキー」

　同社の創業80年を記念し企画した同キャラクターは、渋谷駅前「忠犬ハチ公像」や駅前交差点（通称スクランブル交差点）をモチーフにしたデザイン。「東横のれん街」出身の雄で、特技は「コスプレ（いろいろな衣装を着る）」、好物はどら焼き。同キャラクターの着ぐるみも制作した。

　今月3日・5日には、渋谷マークシティ（道玄坂1）地下1階東横のれん街入り口前でお披露目イベントを開く。同キャラクターのプロモーションビデオ上映や、来店客参加型クイズ大会を行う。開催時間は各日12時～・14時～の2回。今後は東横店を中心に、同社各店のイベントにも登場する予定。

　3日からは、東急東横店を中心に同キャラクターをかたどった商品を展開。同店（渋谷2）南館4階の紳士用品売り場ではピンズ（税込み540円）を販売するほか、「東横のれん街」の店舗からも限定商品が登場する。商品は、「鶴屋吉信」＝同キャラクター柄のパッケージで提供する最中「京べに」（同1,080円）、「泉屋」＝同キャラクターの姿をプリントしたものや骨型のものなどを詰め合わせた「東横ハチ公ボックス」（同540円）、「アンデルセン」＝同キャラクターの顔をあしらった「東横ハチ公クッキー」（同259円）など。約20種がそろう予定。

　今後商品ラインアップを増やし、「新たな渋谷名物・渋谷土産」としての定着を図るという。