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シブヤ経済新聞文化センター
絵地図師・散歩屋の高橋美江さんに教わる「お散歩民俗学～渋谷デジカメまち歩き術」－寄らば撮るぞ！　

シブヤ経済新聞では、ユーザーの皆さまと直接コミュニケーションが図れるリアルな場として、新しい情報発信基地「渋谷ヒカリエ」を拠点にシリーズイベント「シブヤ経済新聞文化センター」を定期的に開催しています。

5回目となる今回のゲストは絵地図師・散歩屋の高橋美江さん。浅草から銀座や日本橋まで、今までに全国200カ所以上の絵地図を描き続けてきた「絵地図」の第一人者。手描きならではの柔らかなタッチや、実際に足を運んで仕入れた細かな地域情報、豆知識を網羅した絵地図は、デジタル地図にはない「温かさ」や「匂い」など、まちの持つ表情や雰囲気さえも伝える魅力にあふれています。自らを「散歩屋」と名乗り、独自にあみ出した「お散歩民俗学」目線で歩く「まち歩きの楽しさ」を伝えるワークショップや講座も数多く開き、「お散歩界」のカリスマとしても高い人気を誇っています。　

今回のシブ経文化センターでは『散歩屋・美江さんの お散歩写真概論』（芸術新聞社）刊行を記念して、高橋美江さんに絵地図づくりの魅力を伺うとともに、デジカメを携えて「渋谷のまち歩き」をする楽しさや、写真と記憶を鮮明に写し撮るまでの手順を分かりやすくご紹介します。まちの表情は毎日変わります。特に渋谷駅周辺では、来年には東横線、副都心線との相直で廃止される東横線渋谷駅や、東急東横店東館の閉館が迫っているなど再開発が進行しており、日々刻々とまちの情景が変化し続けています。この見慣れた景色とも残りわずか。そんな貴重な一瞬を、建物の影や道路の片隅に発見し、大切な記憶のファイルに加えてはいかがでしょうか。高橋美江さんのトークを通じて「デジカメ片手のまち歩き」の楽しさや実践的な極意を学び、これからの「渋谷歩き」にぜひお役立てください。

イベント冒頭では、シブヤ経済新聞の最近のニュースを西編集長が紹介する「シブ経アップデート」コーナーも予定。会社帰りに、学校帰りに、気軽にお立ち寄りください！

ゲスト：高橋美江（たかはし・みえ）
グラフィックデザイナー（高橋デザイン室主宰）で、絵地図師・散歩屋。武蔵野美術大学卒業。これまで全国200カ所以上の手描き絵地図を制作。人が気付きにくいまちの魅力に注目する作風が高く評価され、「絵地図の第一人者」と称される。散歩の達人でもあり、講師を務めるカルチャースクールの「まち歩き講座」は常にキャンセル待ちの人気講座。散歩中に撮りためた写真が、まちの思わぬ魅力を引き出していると評判を呼んだことから、今回、「お散歩写真」のスペシャリストとして本書を執筆。著書に「絵地図師・美江さんの東京下町散歩」「続　絵地図師・美江さんの東京下町散歩」（新宿書房）など。座右の銘は「真面目に不良」。最近では美江さんが描いた絵地図とGPS機能を融合したスマートフォン向けアプリ「東京下町散歩」（Androidアプリ無料版／iPhoneアプリ無料版）も人気を呼んでいます。
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